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浸剤:温浸剤How To

浸剤は、水や沸騰したお湯を使ってハーブや生薬の水溶性成分を抽出する方法です。水で抽出する冷浸法と熱湯で抽出する温浸法があります。 抽出された抽出液は化粧水の基剤として使われる他、クリームの基剤、手作り石鹸の材料として入れることができます。

Material

  •  温浸法

  • 《出来上がり 約200ml》
  •  精製水…………………… 200ml
  •  ハーブ:ローズ ……… 5g

  • 外用/内用として使用できます。

ハーブ温浸出方法

作り方

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材料となるドライハーブや生薬が葉や花などの柔らかい部分を使用する場合はそのままで、種子、実、根、樹皮、樹脂など硬いものを使用する場合は、ミルでパウダー状にしておくか、もとからパウダー状のものを使うと有効成分が抽出されやすくなります。

浸剤の作り方

鍋に精製水を入れ蓋をして沸騰させる。沸騰したら火を止めて中にローズを入れて軽くかき混ぜる。

温浸剤の作り方

精油成分や有効成分が逃げないよう蓋をして3〜5分蒸らす。実や種、少し硬い葉などは成分が抽出されるのに時間が掛かるので10〜15分浸して蒸らすとよい。

温浸剤 作り方

冷めたらコーヒーフィルターやろ紙、茶こしなどを使い濾して下さい。ハーブの残りがまだあるようならば再度よく濾してください。

温浸出剤の抽出方法

BG浸出油オトギリソウ

保存の目安

・約24時間以内

保存容器

・消毒した密封容器

保存場所

・冷蔵庫保存

  • 抽出する鍋の素材は鉄やアルミ製は避けて、ホーロー、耐熱ガラス、ステンレス製がよい。
  • 最初から蓋をすると沸騰するまでの時間が短くなし、せっかく計量した水分が減らずにすみます。
  • ハーブを蒸らすときも精油などの揮発成分を逃がさないように必ず蓋をします。

Memo

温浸剤の有効成分

《ハーブの水溶性成分》
(アルカロイド、タンニン、水溶性フラボノイド、配糖体、苦味質、粘液質、ビタミンB群、ビタミンC、ミネラル)
ハーブティーのように飲用する場合は長く蒸らし時間をとると渋くなったりします。そのような時は、蒸らし時間を短くしたり、温度を上げずに冷浸剤法で抽出したりすることで高温で抽出されるタンニンやカフェインが抑えられます。

タンニンは、収れん作用があり、組織の炎症を鎮めることや、抗酸化作用、抗ウイルス作用も知られています。手作り化粧水やクリームに使う際には是非取り入れたい成分の一つですね。
タンニンを多く含む物に緑茶、ウィッチヘーゼル、セントジョンズワートがあります。今回のバラにも含まれています

Orangeflower Shop

化粧用水
化粧用水HG
イオン交換樹脂により精製し、UV殺菌した手作り化粧品にむいている精製水です。殺菌剤の塩素や副生成物のトリハロメタン、金属イオンなどを除去した水です。
ローズペタルハーブ
ローズ(赤)
優雅なバラの花びらは、ハーブティとしてはもちろん、スキンケア、ハーバルバス、バスソルト、浸出油などにお使いいただけます。
茶こし
茶こし
ハーブティー、浸出油などの液体やクレイパウダー、カラーパウダー、ハーブパウダーなどの粉を二重網で濾すとダマができにくくなります。
濾紙
濾紙
布やキッチンペーパーでは通り抜けてしまう細かいハーブやハーブパウダー、不純物を1度きれいに濾すことができる便利なろ紙です。
楕円プラスティックボトル
楕円プラボトル
穴あり中栓がついたプラスティックボトルです。透明で中が見えるので赤いバラ水で作った化粧水を入れるのにぴったりです。内容量は50mlとなります。

商品内容や保管・使用上の注意は、あらかじめ商品詳細ページにてご確認ください。