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浸剤:冷浸剤(水出しハーブティー)How To

ハーブを熱湯に浸して抽出したものを温浸剤、水で取り出したものを冷浸剤と呼びます。その中でも内服するものを茶剤(ハーブティー)と呼びます。冷浸剤の水出しハーブティーは、渋いタンニンやカフェインの溶出を抑える方法です。

Material

  •  冷浸法

  • 《出来上がり 約200ml》
  •  水 ……………………… 200ml
  •  グリーンティー ……… 5g

  • 外用/内用として使用できます。

水出しハーブティー

作り方

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材料となるドライハーブは、水で出すので葉や花などの柔らかいものを使用する。

水出し緑茶

ハーブはティースプーンで1杯の目分量で入れていただいて大丈夫です。蓋付きの容器または、ティーポットに水を注ぎ蓋をして、軽く回して茶剤がお水になじむようにしてください。

冷浸剤(水出しハーブティー)の作り方

蓋を閉めて常温で6〜8時間程度おき抽出します。

* ハーブティーの本場ヨーロッパではよいけれど、日本の夏はかなり暑いときがあるので、そのときは冷蔵庫がいいかもしれませんね。

冷浸剤(水出しハーブティー) 作り方

茶こしを使いながらティーカップに注いでください。

ハーブティー作り方

ハーブティーの入れ方

保存の目安

・約24時間以内

保存容器

・密封容器

保存場所

・冷蔵庫保存

  • 冷浸剤にむいているハーブ
     (緑茶、バレリアン、ウスベニアオイ(ブルーマロウ)、スギナ、マテ茶、ハイビスカス、ミントなど)
     特にウスベニアオイは綺麗な青紫色のハーブティーになります。
  • タンニンを多く含むハーブ(緑茶、マテ、ウィッチヘーゼル、セントジョンズワートなど)
  • 水道水か浄水器を通した水道水をいったん沸騰させたものを、特に夏場は使うとよいかもしれませんね。

Memo

緑茶の水出しのススメ

緑茶を熱湯で抽出するとカフェインや渋みのタンニンが溶出します。水出しすることでそれらの成分を抑えることができます。タンニンの一種のカテキンは身体にいい効果がありますが、水出しではほとんどでません。その代わり、二番茶や三番茶に多く含まれるうまみ成分のテアニンはよくでますので美味しいということです。
水出しではほとんどのカテキンはでませんが、エピガロカテキン(EGC)は時間をかければ多く浸出します。この成分は、抗酸化作用で免疫力アップで風邪の予防など期待が大きい成分です。

お茶を入れる温度とドーシャ(アーユルヴェーダ)

《冷水…渋味・甘味→ピッタを鎮静》
 ・エピガロカテキンガレートEGCG - 免疫アップ(渋味)
 ・テアニン - リラックス効果(甘味)

《60℃…甘味→ヴァータを鎮静》
 ・テアニン - リラックス効果(甘味)

《80℃…甘味→ピッタを鎮静》
 ・テアニン+カテキン - 抗酸化作用(渋味)

《95℃…甘味→カパを鎮静》
 ・カテキン - 抗酸化作用(渋味)
 ・カフェイン - 興奮作用(苦味)

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商品内容や保管・使用上の注意は、あらかじめ商品詳細ページにてご確認ください。