ハーブを熱湯に浸して抽出したものを温浸剤、水で取り出したものを冷浸剤と呼びます。その中でも内服するものを茶剤(ハーブティー)と呼びます。冷浸剤の水出しハーブティーは、渋いタンニンやカフェインの溶出を抑える方法です。
外用/内用として使用できます。
材料となるドライハーブは、水で出すので葉や花などの柔らかいものを使用する。
ハーブはティースプーンで1杯の目分量で入れていただいて大丈夫です。蓋付きの容器または、ティーポットに水を注ぎ蓋をして、軽く回して茶剤がお水になじむようにしてください。
蓋を閉めて常温で6〜8時間程度おき抽出します。
* ハーブティーの本場ヨーロッパではよいけれど、日本の夏はかなり暑いときがあるので、そのときは冷蔵庫がいいかもしれませんね。
茶こしを使いながらティーカップに注いでください。
・約24時間以内
・密封容器
・冷蔵庫保存
緑茶を熱湯で抽出するとカフェインや渋みのタンニンが溶出します。水出しすることでそれらの成分を抑えることができます。タンニンの一種のカテキンは身体にいい効果がありますが、水出しではほとんどでません。その代わり、二番茶や三番茶に多く含まれるうまみ成分のテアニンはよくでますので美味しいということです。
水出しではほとんどのカテキンはでませんが、エピガロカテキン(EGC)は時間をかければ多く浸出します。この成分は、抗酸化作用で免疫力アップで風邪の予防など期待が大きい成分です。
《冷水…渋味・甘味→ピッタを鎮静》
・エピガロカテキンガレートEGCG - 免疫アップ(渋味)
・テアニン - リラックス効果(甘味)
《60℃…甘味→ヴァータを鎮静》
・テアニン - リラックス効果(甘味)
《80℃…甘味→ピッタを鎮静》
・テアニン+カテキン - 抗酸化作用(渋味)
《95℃…甘味→カパを鎮静》
・カテキン - 抗酸化作用(渋味)
・カフェイン - 興奮作用(苦味)
商品内容や保管・使用上の注意は、あらかじめ商品詳細ページにてご確認ください。