手作りクリームでよくある質問をまとめてみましたので、ご参考になさってみてください。
オリーブ乳化ワックスは、エマルシファイイングワックス(乳化ワックス)と同じ分量で作ると少し固めのクリームになります。オリーブ乳化ワックスは、乳化するときにあわせる水の量が少ないと混ぜているときに分離することがあります。乳化に使う精製水を計量してから湯煎にかけると蒸発してしまい、分量が減ってしまいます。油相と合わせる際に再度計量しながら混ぜるようにして下さい。
また、オリーブ乳化ワックスで日焼け止めクリームを作った場合にも分離することがあります。微粒子の二酸化チタンや酸化亜鉛は少量でもふわふわしていて嵩(かさ)が大きいですね。 そのため、粉が精製水を包み込み乳化させるための精製水の分量が減ってしまいます。すると出来上がり寸前でクリームが分離してきてしまうことがあります。 もし、分離してしまったときはあきらめず精製水を足してから、再度湯煎で温度を上げて頂き、クリーマーで混ぜて下さい。
* もし失敗しても再度温めて水相(精製水)を足してから混ぜていただくと再生の可能性があります。
手作りの軟膏やクリームを作り固める時の温度と固まるまでの時間により、出来上がりの手触り感、固まり方に違いが
でます。特に凝固点の差がでやすいのは、常温で液体のオイルと固体のオイル、バターを混ぜるレシピの時です。
その際には時間をかけて室温で固めるより、冷蔵庫で一気に固めることをお勧めします。
合わせる水が少ない場合になることがあります。少量の水を足して、再度よく混ぜてみて下さい。
また、ワックスが湿気により粒ができてしまったときにもざらつきが残ることがあります。せっかく温度をかけないで使えるワックスですが、もしその場合には50℃ほどに温度を上げて混ぜながらかためてみてください。ざらつきが無くなる場合があります。
商品内容や保管・使用上の注意は、あらかじめ商品詳細ページにてご確認ください。