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軟膏の固め方How To

リップクリームや練り香は、リップスティック容器にに固めのレシピで流すと途中で折れたり、崩れたりせずに使えます。手作り軟膏は、使用目的や塗る場所によって固め方をアレンジすることができます。

 

作り方

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リップチューブ/デオドラントコンテナー

リップチューブやデオドラントコンテナーに流す場合は固まり始める前に一気に流して下さい。少ししてから継ぎ足しをすると、使いだしたときにその部分からとれてしまいまう事があります。
容器に流し入れたとき、写真のように表面張力で盛り上がるくらい入れると固まるときに縮むのでちょうどよくなります。

プレゼントなどできれいに仕上げたいときは、上の盛り上がった部分をきれいに切り落とし平らにして下さい。

リップチューブ

固め方の違い

《リップチューブ/デオドラントコンテナーに入れて自然に固める》
 ・固く作る必要がある
 ・素材が均一に固まる必要がある
 ・手を汚さずに塗ることができる
 ・ボディバー、デオドラントバー、練り香などにおすすめ

手作りリップクリーム
《クリームジャーに入れて自然に固める》
 ・空気が入らないため固くできる
 ・素材が均一に固まる必要がある
 ・練り香、少量ずつ使う軟膏におすすめ
 ・見た目が綺麗な仕上がりになる
 ・空気が入らないので↓下記方法より長持ちする

手作りリップクリーム
《クリームジャーに入れて手早く混ぜながら固める》
 ・混ぜる時に空気が入るため柔らかい使用感にできる
 ・混ぜる事である程度素材が均一に混ざる
 ・ハチミツや水溶性成分を混ぜるときの方法
 ・指で多く取れるので広範囲の使用に向く
 ・柔らかい部分や小さい子供に塗るときにのばしやすくおすすめ

手作り軟膏

初めてのレシピの出来上がりをしっかり確認

ケースに流す前に透明のガラス容器で作る事で、固さや使用感をあらかじめ確認する事ができます。問題なさそうだったら再び溶かしてケースに流して下さい。ハチミツは底に沈んでいたり、中央だけ柔らかくなっていたりするのが確認できるので、失敗が少なくなります。
問題なさそうだったら再び溶かして容器に流して下さい。

ただし、加熱に弱いオイルやバニラ・ハニーパウダーは溶け固まるのでこの方法はお勧めできません。

クリームジャー

バターが入るときのテンパリング(温度調節)

植物バターがレシピに入るとき、表面や使い心地にざらつきがでる場合があります。使いだしてからざらつくこともあります。特に夏の気温が高いときにおこりがちです。全てのざらつきがこれらの原因とは限りませんがご参考になればと思います。

テンパリング(温度調節)について

理手作りリップのテンパリング

固まり方を簡単に確認する方法

軟膏やスティックバーを作る時に一番きになるのがしっかり固まるかどうかですね。上記のしっかり確認までは面倒な場合は、スプーンやスパーテルの先に溶けている状態のリップ材料を少しだけつけてみてください。固まるかどうか、大体の硬さを確認することができます。この時使うものは、金属のスプーンなどがお勧めです。他の素材より冷たいので確認のために固まるまでの時間が短いようです。
その後、問題がなければそのままチューブなどの容器に流してください。

リップ作り

Memo

材料の溶かし方

電子レンジで溶かす方法もありますが、湯煎の方が早く溶ける場合もあります。個人的には湯煎が目で見て確認できますのでお勧めです。洗い物が多くなりますが・・・手作り石鹸
温度管理をきちんとしなくてはいけない場合は、電子レンジではできません。
内容物が熱い状態で流すと底から漏れる場合がありますので粗熱が取れてから手早く流してください。

Orangeflower Shop

リップチューブ(クリアー)
リップチューブ
底を回すと中身がでてくる白のリップチューブです。軟膏スティックとしても使えます。
ピンククリームジャー
ピンクジャー
パールピンクのかわいい色のクリームジャーです。キャップにはパッキンがついています。
ガラス製ジャー
ガラス製ジャー
ガラス製のしっかりした遮光容器です。軟膏、クリームなどにお使い頂けます。
デオドラントコンテナー
デオドラント容器
底を回すと中身がでてくるのデオドラントコンテナー容器です。ボディバーなどにむきます。
ブリキの容器
ブリキの容器
ブリキ製の容器でリップ、練り香、軟膏にお使い頂けます。シールを貼ってプレゼントにもおしゃれです。

商品内容や保管・使用上の注意は、あらかじめ商品詳細ページにてご確認ください。