練り香は、香りが大事です。だしたい香りを邪魔しないための材料を選びましょう。
香りを邪魔しないためにオイルの香りが少ないタイプや精製されたオイルがおすすめです。酸化しやすいオイルは時間とともに酸化臭がしてきますので、なるべく酸化しにくいものをお選びください。)また、衣服に色がつかないように無色透明に近いオイルがよいかもしれません。
・分留ココナッツオイル ・ココナッツオイル(石鹸用)
・パームカーネルオイル(石鹸用) ・ホホバオイル(精製)
・オリーブスクワランオイル ・マカデミアナッツオイル
・椿オイル ・セサミオイル(精製)など
練り香は作りのオイルは、酸化しにくいオイル選びをしますが夏場などそれでもきになる場合には、酸化防止効果の期待でき素材を混ぜると安心です。軟膏作りの酸化防止についてのページをご参考になさってみてください。
* 個人的には練り香の場合はあまり気にしてません…
練り香にむいているワックス選びのポイントとして、香りを邪魔しないものというのが一番です。軟膏作りに使うワックスには、ミツロウ、キャンデリラワックス、カルナウバワックスがあります。このうちワックス臭の少ないのはキャンデリラワックス、カルナウバワックスです。次にミツロウ(白)、ミツロウ(黄)の順になります。
* 当店の商品での比較です…
精油の抽出方法の”溶剤抽出法”がアブソリュートの精油となります。溶剤(石油ベンゼン、エーテルなど)と原料植物を混ぜてできた半固体の塊からアルコール処理で精油を抽出し、副産物としてとれた植物ワックスが、フローラルワックスです。精油よりも穏やかな香りが特徴です。
《おすすめ配合量》 …出来上がり約10ml:約1〜3g
入れすぎると香りが強くなるりすぎることがあります。物により硬さにばらつきがありますので、他のワックスと混ぜて使うと安定した出来上がりになり、使い心地もよくなります。
練り香の香り付けに、エッセンシャルオイル(精油)を使うことができます。入れる量はお肌につくので〜3%までにして下さい。自然の香りは鼻につかずとても気持ちがいいです。是非、練り香には精油をお勧めします。
《おすすめの配合量》
・精油 …………………… 出来上がり10ml:約4〜6滴
* 精油は天然成分ですが作用が強い物もあります。小さなお子様、敏感肌の方は十分注意してお使い下さい。
練り香の香り付けには、精油以外にフレグランスオイルを使うことができます。フレグランスオイルは、人工の香料ですが最近は使いやすい香りがそろっています。天然では作ることができない香りをフレグランスオイルは表現することができます。
《おすすめの配合量》
・フレグランスオイル … 出来上がり10ml:約5〜15滴
* 入れすぎると出来上がりが柔らかくなります。
香りは人によって感じ方が違います。香りの分子が大脳に伝わり過去の記憶と結びつくためです。
安心する香り、集中したい香りなど生活の中のシーンにぴったりの香りを作って身近においてお使い下さい。
商品内容や保管・使用上の注意は、あらかじめ商品詳細ページにてご確認ください。