リキッドソープ、液体石鹸も手作りできます。アルカリは苛性ソーダではなく、より水に溶けやすい柔らかい脂肪酸を作る苛性カリを使います。
脂肪酸と反応させるアルカリとして、主に固形石鹸や透明石鹸に使われます。
フレーク状、丸い粒子状などの形状のアルカリ性素材で、水溶液にすると温度が85℃まで上がり異臭が発生します。
皮膚に付くとヒリヒリとして火傷をし、皮膚を痛めます。薬局で購入できますが、劇物指定となりますので、ご購入者住所・氏名・印鑑・使用用途(手作り石鹸)を記載する必要があります。
取扱説明書をよく読み、換気をし、ゴーグルと手袋を着用するなどの保護をしっかりとして十分に気をつけてお使いください。
脂肪酸と反応させるアルカリ、より水に溶けやすいので主に液体石鹸やジェル石鹸に使われます。フレーク状、ペレット状などの形状のアルカリ性素材で、水溶液にすると温度が60〜70℃まで上がり異臭が発生します。販売されている物は純度85〜86%ものになります。
皮膚に付くとヒリヒリとして火傷をし、皮膚を痛めます。薬局で購入できますが、劇物指定となりますので、ご購入者住所・氏名・印鑑・使用用途(手作り石鹸)を記載する必要があります。
取扱説明書をよく読み、換気をし、ゴーグルと手袋を着用するなどの保護をしっかりとして十分に気をつけてお使いください。
《ハードオイル》
飽和脂肪酸の割合が多い、常温で固まっていることが多いオイルです。ココナッツオイルが多く入っている液体石鹸の素は、鹸化が速く固く透明な石鹸になりやすい。パームカーネルオイルもココナッツオイル同様に使われます。泡立ちのよい硬い石鹸になりますが、乾燥しやすい石鹸になりますすので、ソフトオイルと組み合わせるとよいでしょう。
《ソフトオイルオイル》
不飽和脂肪酸のオレイン酸などが多い、常温で液体のオイルです。透明度があまりなく柔らかい石鹸になりやすいので単一脂肪酸やハードオイルと上手く組み合わせるとよいでしょう。使用感はマイルドになります。
透明石鹸を作るのに追加して使える脂肪酸は、ステアリン酸、ミリスチン酸があります。これらを入れることで石鹸に硬さと泡立ちを与えることができます。ソフトオイルを使用したいときに合わせて入れるとよいでしょう。オイル同様にアルカリの量を計算してください。
《配合量》
オイル総重量…約2〜5%
石鹸を透明にするために入れる材料の1つです。リシノール酸という脂肪酸を主成分とするソフトオイル、使用感はマイルドになります。水に溶けやすく透明な液体石鹸にむいています。入れると鹸化のスピードを早めてくれます。
《配合量》
オイル総重量…約5〜20%
* キャスターオイルはソフトオイルの合計に含みます。
グリセリンは、ヤシ油などの植物油などから得られます。粘性がある液体で、水分を吸収する働きがあります。皮膚軟化、保湿効果を目的にした化粧品に使われます。石鹸を透明にするのに入れる材料の1つです。入れると鹸化のスピードを早めてくれます。
《配合量》
オイル総重量…約★〜25%
鹸化スピードを早め、石鹸を透明にするとともに保存性を高めます。通常、無水エタノールを使いますが、値段が高いので消毒用エタノールに替えて使用することがあります。そうすると苛性カリと混ぜる水の量が減りますので、あらかじめ計算しておきましょう。
また、エタノールは約78℃で気化して引火することがあります。使用する時は、風通しに気をつけ通電している電化製品や火気の近くには、絶対に使用しないでください。ブレンダーやIHヒーターをご使用の方は自己責任でご判断ください。
《配合量》
オイル総重量…約30%
手作り石鹸には精製水をお使いください。
水道水やミネラルウォーターには、カルシウムや鉄分、マグネシウム等のミネラル(金属イオン)が含まれています。これらの成分が石鹸を作る時の化学反応に影響し石鹸を曇らせます。ココナッツオイルの割合が多い時は、硬さが出ますので水を多く必要とすることがあります。
《配合量》
オイル総重量…約50〜75%
商品内容や保管・使用上の注意は、あらかじめ商品詳細ページにてご確認ください。