MPグリセリンソープベースから作るクラフトソープに使う基本的な材料とオプションの材料説明です。他にも、ここに紹介できない多くの材料がありますので、皆さんのアイディア次第でカスタマイズしていき、簡単オリジナルソープを楽しんでください。
ソープベースに加えるオイルは、酸化しにくいオイルがむいています。オイルを多く入れると出来上がりが柔らかくなります。常温で固まっているバターやラノリンなどの油脂は、ソープベースに混ぜる前にあらかじめ温度を上げて溶かす必要があります。
《配合量》
ソープベース100g:オイル2〜3g(小さじ1/2〜1弱くらい)
《お勧めのオイル》
ホホバオイル、ココナッツオイル、オリーブオイル、オリーブ・スクワラン・オイル、アルガンオイルほか
クレイは各種ミネラルを豊富に含み、老廃物や角質を吸収吸着して取り除くので、古くから世界各地で使われてきた自然療法の代表的な素材です。パウダーが入ることで、スクラブ効果が少し期待できるようです。自然な天然色として落ち着いた色あいをあわせて楽しめます‥ ))あらかじめ少量のぬるま湯に溶かしておき、ソープベースに混ぜていきます。
《配合量》
ソープベース100g
クレイパウダー:小さじ1/2〜1弱程
乾燥した野菜や果物をオイルにつけてインフューズドオイル(抽出油)を作り、成分を楽しむ方法があります。石鹸の表面にドライハーブの花や実をちりばめてデコレーションする方法やハーブパウダーを練り込んでいくのも素敵です。
ソープベースは弱アルカリ性のためCP石けん同様ハーブ(特にハーブパウダー)の色はそのままの綺麗な色を期待することはできませんが、天然色を楽しむことはできます。 ))
《配合量》
ソープベース:100g
ハーブ:2〜5g
ゴムの木の葉の葉脈を残したスケルトンリーフです。MPグリセリンソープベースで作る紙石鹸のようなリーフソープです。
種類:ゴムの木
* 自然の物なので大きさにばらつきと傷、曲がり、少しの破れがある物があります。
天然素材のものから薬のカプセルに使えるような色材、無機顔料、有機顔料があります。形状としてはパウダーと液体のリキッドジェルなどがあります。
また、キラキラしたラメパウダーのグリッターを表面にちりばめてデコレーションすることもできます。使える色材は、CP石けんで使えるタイプを使用します。その他、クレイパウダーやハーブパウダーでも色付けできます。
リップに使うフレーバーオイルは香りが弱いので、エッセンシャルオイル(精油)とフレグランスオイルが主に使われます。エッセンシャルオイル(精油)の入れる量は、0.5〜1%またはそれ以下でもよさそうです。人工と天然の香り成分がミックスされたフレグランスオイルは、天然では作ることができない香りを表現することができます。精油ほど原液に気をつける必要がありません。ソープベースが熱いため立ち上がる香りにご注意ください。
《配合量》
・0.5〜1%以下(ソープベース100g:1〜0.5g 約10〜20滴以下)
* 精油は天然成分ですが作用が強いので、小さなお子様・敏感肌の方は十分注意してお使いください。また、長時間の香りの中での作業を避けるため換気をよくしてください。
ソープベースに入れることで古い角質を穏やかに取り除き、使い心地もしっとりする効果を期待するようです。あらかじめ少量のぬるま湯に溶かしておき、ソープベースに混ぜていきます。
《配合量》
石鹸素地100g:ミルクパウダー2〜3g(ぬるま湯10gに溶かしておく)
・バターミルクパウダー ・ヨーグルトパウダー
・ゴートミルクパウダー ・ココナッツミルクパウダー など
ミネラルやビタミンが豊富、糖分が石鹸に保湿を与え、細かい泡立ちの石鹸になります。あらかじめ石けんに混ぜるぬるま湯に溶かしておき、ソープベースに混ぜていきます。
《配合量》
ソープベース100g:ハチミツパウダー2〜3gまたはハチミツ小さじ1/2
(ぬるま湯10gに溶かしておく)
* ハチミツは、温度を60℃以上にすると蜂蜜の組織が破壊され、成分が変化し黒っぽくなってしまうので温度が上がりすぎないように管理します。
本物の宝石のエネルギーを借りて作る手作り石鹸は、毎日使う石鹸にぴったりです。天然の宝石を細かいパウダー状にした宝石パウダー100%です。コスメティックグレイドのジェムパウダーは、とても細かい粒子になっているため白いパウダーになります。願いを込めておまじない的に入れてみてください。
《配合量》 ソープベース100g:宝石・真珠・珊瑚パウダー各微量
*ほんの少し入れるだけで、パワーストーンとしてのエネルギーが運勢をパワーアップしてくれるかもしれませんね。石言葉を調べるのも楽しいです!
手作り石鹸には、身の回りにあるいろいろな素材を入れる事が出来ます。植物の有効成分をとりだした抽出エキス、岩塩、有効成分、豆パウダーなど、アイディアがたくさん浮かんできます…))
水に溶ける素材はあらかじめソープベースの10%程のぬるま湯に溶かしてから入れるようにすると混ざりやすくなります。液体の素材を入れる時は、その分量の水分量を減らすなどの調節をするようにしてください。液体をたくさん入れると柔らかくなりますのでご注意ください。
* 液体や追加材料は合計でソープベースの10%前後くらいがよいでしょう。
商品内容や保管・使用上の注意は、あらかじめ商品詳細ページにてご確認ください。