楽しいバスタイムに手作り入浴剤として使う事が出来る材料やオプションをまとめてみました。入浴剤の材料として使用できるものは、たくさんありますが、ここでは代表的なものだけ紹介します。個人的な使用感ですが、入浴剤作りの参考になるといいと思います。
アルコールを使わずに、水に溶けない精油やオイルを簡単に乳化させる液体乳化剤です。ココナッツオイル由来の非イオン性界面活性剤で、ポリソルベート80より親水性が強く水分の多い物に使われます。
・使用量…2〜10%
・割合…ポリソルベート20:油分 = 1:1〜2
・使用例…アロマバス、精油の化粧水、ルームスプレーなど
* 液体乳化剤ですので、クリーム状にはなりません。
アルコールを使わずに、オイルの中へ水分を乳化させる液体乳化剤です。原料は、植物由来の非イオン性界面活性剤となっており、ポリソルベート20より親油性が強く油分の多い物に使われます。
・使用量…オイルの量に対し〜50%まで
・使用例…バスオイル、洗い流せるクレンジングオイル、ボディオイルなど
* 液体乳化剤ですので、クリーム状にはなりません。
バスソルトやマッサージソルトとして使われます。体の疲れをほぐし、体をあたため血行を良くしますので、発汗作用によるデトックスが期待できます。岩塩は、太古の海水から長い年月をかけて作られた天然塩で、純度が高く海塩より湿気を吸いにくいようです。4色と3〜10ミリの粒状とパウダー状のタイプがあります。
白 色:クリスタルのようなきれいな結晶
ピンク:赤と白のミックスできれいな色
黒 色:硫黄の香りでリラックスします
赤 色:鉄分を多く含み赤色になっています
・水溶性‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥○
バスソルトやマッサージソルトとして使われます。体の疲れをほぐし、体をあたため血行を良くしますので、発汗作用によるデトックスが期待できます。
イスラエルの湖からとれる1〜3ミリ前後の粒状の天然塩で海塩に分類され、岩塩よりミネラル分を多く含みます。
・水溶性‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥○
別名:硫酸マグネシウム マグネシウム含有率が死海の塩よりも多く含まれる結晶です。
エプソム地方で発見され塩のようにみえるので名前がついたようです。バスソルトのように使え、体の疲れをほぐし、体をあたため血行を良くしますので、発汗作用によるデトックスが期待できます。また、筋肉痛やコリ、関節痛にもよいとされアスリートのスポーツ後ケアにも注目されています。
・水溶性‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥○
クレイは各種ミネラルを豊富に含み、マイナスイオンが老廃物や角質を吸収吸着して取り除く他、おだやかな抗菌作用、抗炎症作用があるとして、古くから世界各地で使われてきた自然療法の代表的な素材です。各色、天然色としてなじみやすい色あいです。クレイの使用法としてのクレイバスは、世界中で人気があります。
・水溶性‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥×
* 色の濃いものは、ほかの物への色づきにご注意ください。
ハーブの優しい香りと水溶性成分の有効性を期待して入れられます。ハイビスカスパウダーなど濃い色のハーブパウダーは、パウダーや色素が浴槽につく場合があるりますので工夫が必要かもしれません。花びらなどは、見た目もとてもきれいでリラックス気分、植物からの精神的アプローチをうけとれます。
・水溶性‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥×
* ティーパックや織りの細かな布袋に入れると後始末が楽です。
肌の汚れや皮脂をおだやかに取りさり、肌への負担をやわらげる効果があります。お風呂上がりは膜ができたように、しっとりした感じになります。ゴートミルクバスは、乳白色で気分もリラックスできます‥)
・水溶性‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥×
・ハニーパウダー ・バターミルクパウダー ・ヨーグルトパウダー
・ゴートミルクパウダー ・ココナッツミルクパウダー など
ハーブハニー(浸出ハチミツ)は、ミネラルやビタミンが豊富で殺菌効果のあるはちみつは保湿があると言われています。
バスフィズには塊が出来ないようゴムベラでよくつぶし混ぜる必要がありますが、パウダーの方がむいているかもしれませんね。
・水溶性‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥○
クエン酸は柑橘系に含まれる成分で、酸性を示すため、重曹と混ぜる事で「しゅわしゅわのバスフィズ」を作る事が出来る材料です。
菌を抑えて体臭予防や、ピーリング、古い角質を取り除き美容にも効果があります。お風呂に入れると疲労回復を助けてくれます。
・水溶性‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥○
炭酸水素ナトリウムのこと。クエン酸と混ぜる事で「しゅわしゅわのバスフィズ」を作る事が出来る材料です。
弱アルカリ性を示すので、酸性を中和し菌を抑え汗の臭い皮脂汚れを取り去ってくれます。重曹もピーリング、古い角質を取り除き美容にも効果があります。
・水溶性‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥○
トウモロコシの胚乳からとれたものを医薬品・化品用原料にした手触りが良いパウダーです。食用と比べると粒子が細かく、なめらかで薄くのびます。
少量の水分で固まりやすく安価で手に入りやすいため入浴剤のベースパウダーとして使いやすいパウダーです。
・水溶性‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥×
精油が直接肌に触れないようにする目的でも使われます。肌の乾燥を防ぐ働きをしてくれます。また、ハーブなどを抽出したオイルは、オイルやハーブが持つ有効成分を肌についた分程は期待できそうです。自分で抽出するほか、すでに抽出されているオイルも利用できます。
・水溶性‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥×
入浴剤の香り付けには、天然香料の精油を使うことができます。敏感肌で余計な物を 入れたくないとお考えの場合は、入れずにお使いください。 精油を入れる時には希釈 剤が必要となります。直接、湯船に入れますと精油は水に溶けませんので直接お肌に ついてしまうことになります。
・水溶性‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥×
* 天然成分ですが作用が強い物もあります。お子様、敏感肌の方は十分注意して下さい。
* お風呂でご使用になる精油は湯気で香りが広がりますので、 入れ過ぎにご注意下さい。
入浴剤の香り付けには、フレグランスオイルを使うことができます。 フレグランスオイルも精油と同じく水に溶けませんが、精油と違い肌についても大丈夫です。精油と違い香りによる効果効能はありませんが、お好きな香りでリラックスしてください。
・水溶性‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥×
* お風呂でご使用になるフレグランスオイルは湯気で香りが広がりますので、 入れ過ぎにご注意下さい。
商品内容や保管・使用上の注意は、あらかじめ商品詳細ページにてご確認ください。